雑多に技術メモと他色々

主に自分用な技術メモが多くなる気がする。他色々が書かれるかどうかは不明。

Cygwinの個人的環境設定

Cygwinをインストールした後、快適に使うための環境設定メモ。

設定の前提

minttyが入っていてmintty.exeからbashを起動する想定で書く。
Cygwin.batbashの直接起動など、Windowsターミナルからの操作は考えていない。

minttyのオプション

まずは右クリック→Optionsからの設定。
基本的に書いてないものはデフォルトのまま。

Looks → Cursor [カーソル形式をブロックに変更]

好みがあると思うがBlock形式が見やすかったのでこっちに変更。

Text → Font [見やすいフォントを設定]

ターミナルに合っていて日本語も良い感じに扱えるフォントとして、Ricty Diminishedというものが勧められていたので導入。

GitHub - edihbrandon/RictyDiminished: Ricty Diminished --- fonts for programming
Clone or DownloadDownload ZIPして、zipの中身を全部インストール。

インストールしたら改めてCygwinのFont設定に入れる。

Text → Character set [文字コードUTF-8化]

UTF-8を設定。

Window → Default size [ウィンドウサイズを広げる]

今時80桁表示とかきつい。とりあえず140*40に変更。

vi(vim)の設定ファイルを作る

デフォルトのままだとviでのテキスト編集がままならない。
~/.vimrcを作って、下記の通り設定する。

 " 最重要: vi互換モードをOFFにする
 " 方向(矢印)キーがABCDを入力して思ったように効かないケースはこの設定が必要
 " 実際は.vimrcを読み込んだ時点でnocompatibleモードが設定されるため、ここには書かなくても良い
 set nocompatible

 " 書き込みファイルエンコーディングをUTF-8に
 set fileencoding=utf-8

 " ルーラ, 行番号を表示
 set ruler
 set number

 " オートインデント
 set autoindent

 " タブ幅, インデント幅=スペース4文字
 set tabstop=4
 set shiftwidth=4

 " タブ入力をスペースに変換
 set expandtab

 " バックスペースで行頭空白, 改行,
 " 挿入モード開始位置より手前を削除可能に
 set backspace=indent,eol,start

 " シンタックスハイライト, 検索ハイライト有効化
 " シェルスクリプトとか自動で色分けしてくれて良い感じ
 syntax on
 set hlsearch

 " とりあえず色数は256にしてみる
 set t_Co=256


うまく設定が効かない場合はvim-minimalがインストールされているかも。
Cygwinの.vimrcがうまく読み込まれなかった時の対応方法 - 雑多に技術メモと他色々

.bash_profileの設定

コマンドのaliasを設定する

とりあえずこんな感じ。個人的にllが必須。

alias ll='ls -l --color=auto'
alias la='ls -la --color=auto'
alias grep='grep --color'
alias df='df -h'

プロンプトの表示形式を変更する(過去版)

Cygwinデフォのプロンプトだと改行が多いのが個人的にイマイチ。
Linuxの一行プロンプトチックにしたかったので表示形式を変更する。
形式は環境変数PS1で設定されているので、この値を定義する。

PS1="\[\e]0;\w\a\]\[\e[32m\][\u@\h]\[\e[33m\] [\w]\[\e[0m\]\$ "


設定変更前の表示

user_name@host_name ~
$ echo "\"${PS1}\""
"\[\e]0;\w\a\]\n\[\e[32m\]\u@\h \[\e[33m\]\w\[\e[0m\]\n\$ "

user_name@host_name ~
$ cd testdir

user_name@host_name ~/testdir
$ ll
total 0

user_name@host_name ~/testdir
$


設定変更後の表示

[user_name@host_name] [~]$ echo "\"${PS1}\""
"\[\e]0;\w\a\]\[\e[32m\][\u@\h]\[\e[33m\] [\w]\[\e[0m\]$ "
[user_name@host_name] [~]$ cd testdir/
[user_name@host_name] [~/testdir]$ ll
total 0
[user_name@host_name] [~/testdir]$

プロンプトの表示形式を変更する(2018/11月更新版)

仕事場での慣れとかもあったのだけど改めて見なおすとディレクトリ移動でコマンドの開始位置が変わるってどうよって感じがした。
ということで元設定に近い方に立ち戻り改行は1個入れることに。

PS1="\[\e]0;\w\a\]\[\e[32m\][\u@\h]\[\e[33m\] [\w]\[\e[0m\]\n\$ "

設定変更後の表示

[user_name@host_name] [~]
$ echo "\"${PS1}\""
"\[\e]0;\w\a\]\[\e[32m\][\u@\h]\[\e[33m\] [\w]\[\e[0m\]\n$ "
[user_name@host_name] [~]
$ cd testdir/
[user_name@host_name] [~/testdir]
$ ll
total 0
[user_name@host_name] [~/testdir]
$